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足腰が弱り始めた犬の老化対策法

   

犬の足腰が弱りはじめ、『とぼとぼと歩くようになる』『立ち上がる時に震えている』のは、犬の老化のサインのひとつです。きっと飼い主さんにも分かりやすい症状だと思います。この状態を放っておくと、いずれは寝たきりになってしまう可能性もあります。このような状態になってしまったらどのようにしたら良いのでしょうか。どうしたら寝たきりになることを避けることができるのでしょうか。ある程度の年齢になってしまうと、遅かれ早かれ出てきてしまう問題なので、出来るだけ予防方法も含めて勉強していきましょう。
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原因

犬の足腰の衰えの原因で最も多いのは、加齢による変形性脊椎症です。変形性脊椎症というのは、背骨の骨が変形する病気です。

背骨は一個一個の小さいブロックのような骨が連なって出来ています。これが日常の生活の中で負担がかかるたびに、骨同士を安定化させようという変化が起こります。これが骨の間に出来るブリッジ形成という変化や、骨の端のところがとがったように変形する変化です。中高齢になってから出てきますが、いずれ変形した部分が神経に触り、痛みが出てきてしまうことが問題です。排尿を失敗したりするようなこともあります。

その他にも、加齢によって軟骨成分が減っていき関節炎が起こりやすくなります。人間でも中高齢者に向けたグルコサミンなどの軟骨成分のサプリメントがよくCMが流れているように、犬でも問題になっています。関節炎は大型犬にはもちろん多いですが、小型犬にも多く起こる変化です。

足腰が弱ってきた時の症状をチェックしてみましょう

  • 散歩に行くのを嫌がる (散歩に行ってもすぐに帰りたがる)
  • 以前よりも歩幅が狭い
  • 以前よりも歩くのが遅い
  • 立ち上がるのが遅い、後ろ足が震えている
  • 歩く時にびっこをひくことがある
  • 横座りをする
  • お尻が小さくなった(おしりの筋肉が落ちた)
  • 歩く時に内股気味になる

足腰が弱らないようにするにはどうしたらいいの?

犬は前足に7割の体重・後足に3割の体重をかけると言われています。このため、後足は筋肉が落ちやすく、後足から弱って行ってしまうことが多いようです。つまり後ろ足の筋肉を鍛えることが大事なのです。

もちろん症状が少しずつ出てきてから、負担のかからない程度の筋トレをすることは有効ですが、一番良いのは若いころからしっかりと運動をして、しっかりとした筋肉をつけておくことです。若い時の筋肉の付き方がしっかりとしている方が、歳をとってから筋肉が落ちるスピードも遅くなるようです。毎日朝晩2回というのは難しいかもしれませんが、散歩に行くことは健康への近道です。

散歩以外の運動~筋トレ、マッサージ~

足腰が弱ってきてからも、体に大きく負担をかけないリハビリ程度の筋トレをすることができます。もちろん若いわんちゃんにも効果的です。(マッサージ程度のものでも、血流を改善したり、筋肉が硬直しているのを和らげたり、関節の可動域を広げるなど様々な効果が望めるのでおすすめです。)

例えば、立った状態からお座り、また立たせるという風にスクワット、お座りの状態から伏せ、またお座りという風に腕立てする筋トレメニューがあります。大きな負担にはならないのでおすすめです。これを坂道など傾斜のあるところですると、更に負荷がかかり良いようです。

また、四本足で立った状態で対角線の足を持ち上げることで体幹の筋トレにもなります。日常の生活ではすることがないので、無理をしない程度に始めてみてはいかがでしょうか。
上記のものが難しいようなワンちゃんの場合は、以下のものを試してみることをおすすめします。

まず足の指を一本一本上下に動かし、次に指全体を動かしてあげましょう。足首のあたりからさすったり動かしたりしながら、膝、股関節という風に全体を動かしていきましょう。お散歩の前にこのマッサージをすることで足が温まり、歩きやすくなると言われています。

食事、サプリメントは変更した方がいい?】

食事は関節の保護を目的としている療法食もあります。また、前述したようなグルコサミンを含むサプリメントも販売されています。動物病院で扱われているものもありますので、是非獣医師に相談することをおすすめします。

そして太らせないように心掛けることも大事です。足腰が弱ってくる年齢では代謝も少しずつ落ちてくるので太りやすくなります。でも肥満は関節に大きな負担になり、痛くなると更に動かなくなり太りやすくなり、悪循環に陥ります。食事を調節するなどして、適正な体重を保つよう心がけましょう。適正体重についても獣医師に相談することもおすすめです。

家の中で気をつけたいこと】

床にカーペットやコルクマットを敷くなどして、フローリングの状態よりは滑りにくくすることが重要です。日頃の骨への負担が長年積み重なって、骨の変化は少しずつ起こるので、若いころから滑らせないように心がけることがとても大事です。(フローリングの上に滑りにくい加工をする方法もあります。)

またソファやベッドに飛び乗ったり、飛び降りたりすることも負担をかける生活習慣の特徴です。足腰が弱ると若い時にはぴょんと問題なく乗っていたのが、滑ってしまったり落ちてしまったり、予期せぬ事故につながる可能性もありますので気をつけましょう。

ペットショップやホームセンターで市販されている段差を設置してあげることで、飛び乗ることはなくなり負担をなくすことができると思われます。私の犬もまだ3歳で若いので、特に体に問題はありませんがソファには段差を設置しています。少し場所は取りますが、将来の病気の予防になると思えば、本当におすすめです。値段もお手頃なものから販売されています。

でも、『段差を設置しても全然段差を使ってくれず、段差のないところから上る』という悩みもたびたび耳にします。このような場合はソファやベッド、その他高いところには飛び乗れないように柵を設けてもいいのかもしれません。
階段も滑りやすく危ないので、滑り止めのマットを貼ってあげましょう。足腰の弱り方の程度がきついようであれば、階段の前にも柵を設けるのは有効な策でしょう。

普段の習慣で気をつけたいこと

小型犬の場合抱っこをしてあげる機会も多いかもしれませんが、抱っこの時に縦抱きをしないことも大事です。縦抱きは背骨に負担をかけやすい抱き方なのです。特にダックスフンドの飼い主さんはご存じの方も多いかもしれませんが特に要注意です。肩の方によじのぼってきて縦抱きになりやすいかもしれませんが、椎間板ヘルニアになってしまう大きな要因です。気をつけましょう。

一番良いのは犬の本来の姿勢、つまり立っている時と同じように背骨が地面に水平になるように、横に抱っこすることが大事です。犬の股に手を入れて、お腹側からしっかり支えてあげ、もう一方の手は添えるようにして抱っこをしてあげましょう。犬も比較的安心する抱っこの仕方です。

気をつけるポイントはたくさんありますが、飼い主さんも神経質になりすぎずに、わんちゃんとのシニアライフを楽しみましょう。そして、若いわんちゃんの飼い主さんも、今すぐ気をつけられることが沢山あることが分かっていただけましたか。今から楽しく、元気に歳を重ねていってもらいましょう。

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