犬の食欲不振を解決する!長生きにもつながるサプリメント

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老犬の毛並みが悪い!ケアをして改善を!

   

最近では犬も長生きになり、散歩に出かけても高齢犬に会う機会も増えてきました。その犬の昔を知らない私からすると、全くそんな風には見えなくても『歳をとって被毛のツヤが悪くなったの、昔はもっとふさふさしてたんだけどね…大分毛が抜けちゃったの』『最近は大分白い毛が増えてきちゃったの…』と飼い主さんに言われることがよくあります。
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飼い主さん自身も、ふとした瞬間に、犬の被毛の印象で老化を感じることが多いようです。確かに、若いわんちゃんは本当に毛づやが良く、ふさふさしています。犬種にもよりますが、犬の柔らかい毛を触ると本当に癒される気持ちになります。どうしたら、いつまでも若いころの被毛を保ってくれるのでしょうか。

老化と皮膚の変化

歳を取ると皮膚も肉球も弾力を失ってしまいます。フケが以前より多くなる、皮膚が乾燥しがちになる、被毛がぱさつく、毛の密度が薄くなる、白髪が増えるなど。新陳代謝も悪くなるので、毛の伸び悪くなったり、抜け毛が多くなったりもします。人間と同じと思っていただくのがわかりやすいでしょう。

その他にも、皮膚に出来物ができやすくなったり、皮膚に色素沈着が始まったりすることもあります。これらの症状の出方は犬によって全く異なります。でも一概に、体質が若いころとは変わる犬が多いように思います。

犬は毛で全身覆われているので、皮膚の状態を知るにはしっかりと体を触って、毛をかき分けて見る必要があります。皮膚の状態は健康状態を推し量るうえでも重要なバロメーターになります。

日常的に必要なケア

ブラッシング

ブラッシングをすることはとても重要です。余分な被毛が抜け、血行がよくなり、皮膚の健康維持のためには不可欠といってもいいでしょう。しっかりとブラッシングをすることは犬とのコミュニケーションを取るという点でも意味がありますし、ちょっとした変化にも気付くきっかけにもなります。

ブラシはホームセンター、ペットショップでもいろいろな種類のものが販売されているので簡単に入手することができます。その中でも私がおすすめするのが、ゴム製のブラシです。これは先が尖っておらず人間が手で触っても全く痛くありません。スリッカーという、トリマーさんが使用する針金のようなブラシも売ってありますが、慣れていないと犬の皮膚を傷つけて痛い思いをさせてしまう可能性が高いです。

そして皮膚自体も弱くなっていると思われる高齢犬の場合、強くブラシをかけることで皮膚がさらに炎症を起こしてしまうきっかけになる可能性も。安心という意味でゴム製のブラシを使ってあげましょう。ただ毛にもつれがある場合は無理にブラシをするのはNGなので、動物病院かペットサロンに相談しましょう。

シャンプー

シャンプー剤は皮膚の状態にも大きく影響を与えるということをご存じでしょうか。保湿に特化したシャンプーや、皮脂を落とすことに特化したシャンプー、かゆみを抑えることができるシャンプーなど、沢山の種類があるのです。

わんちゃんに合わないシャンプーを使っていると赤みや痒み、フケが増えてしまうこともあります。家でシャンプーをしている方は一度獣医師に相談をしてみることもおすすめです。また、トリミングサロンにシャンプーをお願いしている方は、今の悩みを相談してシャンプー剤の種類を検討してもらうといいですね。

シャンプーを家で実施されている方のために、シャンプーの際に注意していただきたいポイントがいくつかあります。

  1. まずシャンプーの前にしっかりとブラッシングをしましょう。毛のもつれを取ることで、シャンプーしやすくなります。
  2. シャンプーの際のお湯の温度は30度程度のぬるま湯を使いましょう。犬の皮膚は人間よりも薄いので、人間と同じような温度のお湯でシャンプーすると熱すぎて、皮膚が赤くなったり、炎症を起こしてしまうきっかけになることもあります。
  3. シャンプーの量は500円玉1枚の量で手のひら二枚分を目安に。しっかりと泡立てて、しっかりと流しましょう。
  4. シャンプーを泡だてた状態で、5-10分そのまま放置することで薬効成分が浸透するので、犬の気を逸らしながら待ちましょう。

また、犬の皮膚の悩みの中でも多い乾燥肌には保湿スプレーを併用する方法もあります。病気ではなく老化による皮膚の状態の変化には、日常のケアを変更してあげることが一番有効だと思います。

食事は変更すべき?

皮膚の健康を保つために、良質なたんぱく質、脂質を含む食事はとても大事です。必ず食事を変更した方が良いというわけではないですが、食事を変更するのは比較的手軽なので、一度検討してみてはいかがでしょうか、その時に食事を選ぶポイントとして、成長段階にあった良質なドッグフードを与えましょう。

そして総合栄養食を与えることも重要です。必須ではないですが、必要に応じてサプリメントを与えても良いかもしれません。

病気の可能性もあるの?

『毛が左右対称に脱毛している』『脱毛部分が色素沈着して黒くなっている』『犬の体型も変化してしまった』などの症状はありますか。もしこれらが当てはまる場合、ホルモン性の皮膚病の可能性もあります。この中でも一番のポイントは『左右対象の病変』というところです。

副腎皮質機能亢進症・甲状腺機能低下症などが代表的です。(避妊や去勢をしていない犬は性ホルモンのバランスが崩れることで皮膚の脱毛がおこることもあります。) これらの病気の場合、皮膚の治療よりも根本の病気の治療を行うことが重要になってきます。

なぜなら、皮膚症状以外にも体全身にホルモンは影響を与えているので、飼い主さんが自覚している症状はなくとも、その他の体調不良の治療にもつながるためです。飲み薬での治療もできますので、これらを疑う場合は一度動物病院で検査を受けてみましょう。(血液検査が必要になります。)

もし出来物ができたら

歳をとると皮膚に出来物ができることも少なくありません。でも一言に出来物といっても良性腫瘍・悪性腫瘍・その他様々な種類があることをご存じでしょうか。それぞれ、治療方針が変わってくるので、どんなものなのかを判断することはとても大切です。

ただ見た目だけでは、出来物が一体どんなものなのかを判断することはできません。出来物は、『放置しておいても問題なく、逆に麻酔をかけて切除する方がリスクが大きくなってしまうのか』それとも『少しでも小さいうちに切除した方が良いものなのか』ということが治療の上で大事になってきます。でも、これは針を刺して細胞を採取して検査をするか、組織を切り取って検査をしてみないと判断することはできません。

でもこれらを診断する上で、出来物が大きくなるスピード、見た目の変化など飼い主さんしか知らないことが診断をする上で重要になってきます。もう何年もサイズが変わらない小さいものは急いで手術をする必要もないですが、数日前に気付いた出来物のサイズがどんどん大きくなっているようであれば急を要した処置が必要になるでしょう。日頃から犬の体をしっかりと触るよう心がけましょう。

日頃のケアをしっかりとして、体を触ってあげる機会をもうけて、些細な変化にも気付いてあげましょう。きっとこのようなコミュニケーションをとることで、犬と飼い主さんが良好な関係を築くことにつながると思います。

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