犬の食欲不振を解決する!長生きにもつながるサプリメント

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犬の老化と食事、散歩の仕方について

   

犬にとって、7歳は一般的にシニアへの入り口とされています。毎日見ていると変化に気づくことは難しいですが、体におこる変化をしっかりと観察し、シニアライフを送りましょう。
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7歳は老犬??

でも、そもそも7歳はシニアなのでしょうか。犬の7歳は人間の年齢に換算すると4・50歳です。シニアの入り口にしては、まだあまりに若いように思ってしまいます。
でも確かに代謝が変化して太りやすくなったり、避妊去勢手術をしていない場合はホルモンのバランスがくずれやすくなったりする年齢ではあります。少し顔の毛が白くなったり、寝ている時間が長くなったりしていませんか。

ペットのライフサイクルは非常に早いです。目に見えている部分でも体に変化が起こりはじめる時期なので、体に合わせた生活を送るよう心がける必要があります。

7歳以上で体におこる変化??

被毛のツヤがなくなる、被毛が薄くなる、白い毛が混ざる、皮膚の乾燥、関節の硬化、筋肉量の減少、水分摂取量の減少、体重の増加、睡眠時間の増加、活動性の低下など、さまざまです。これらは細胞の活動が低下することによっておこる現象です。目には見えなくとも、体の中で老化は始まっていることを認識しましょう。

こまめに体重計測をしましょう

体重の増減は健康のバロメーターになります。手軽に健康状態を推し量ることができるツールなのです。2週間に1回程度の頻度でも結構なので測るようにしましょう。ご家庭の体重計に犬を抱っこして乗ったときの体重から、人間の体重を引けば簡単に測れます。

ちなみに、体重が増えることは病気の可能性もあることはご存じですか。クッシング症候群、甲状腺機能低下症など、その他の病気でも体重が増えることがあります。食事の量は変えていないのに体重の変化が大きい場合は動物病院で診察を受けましょう。

7歳以上の犬に適した食事

これは一般的にも言われていることですが、7歳をすぎたら食事は成長段階に合わせた7歳以上の食事に変更しましょう。正直なところ成犬用の食事の方が蛋白質・脂肪ともに多く含まれるので、犬にとってはおいしい可能性もあります。でも、毎日の食事が体を作るので、毎日体に負担のかかる食事ではいけません。

7歳以上の食事は製品によって細かくは異なりますが、食物繊維が増やしてあったり、消化がしやすいように構成されていたり、成分が調整されているなどの工夫がされています。成犬用の食事を与え続けると、太りやすくなったり、目には見えないものの内臓に負担がかかる可能性が避けられません。

食事を変更する時は少しずつ混ぜながら、体に負担をかけないように変更していきましょう。一気に変更すると、気にしない犬もいますが、味が変わりすぎて食い付きが悪かったり、お腹が弱めの犬はお腹をくだしてしまうことがあります。ちょっとした気遣いですが、気をつけてあげると飼い主さんも犬自身もストレスがないでしょう。

そして、食事はメジャーな銘柄のものであればパッケージのどこかに総合栄養食と書いてあると思います。ただ現在は様々なドッグフードが販売されているので、中にはこの表示がないものもあります。食事は必ず総合栄養食を選ぶべきです。総合栄養食はペットフード公正取引委員会により定められ、『どの成長段階でも、水とドッグフードを与えていれば十分な栄養を得ることができる食事』を意味します。

パッケージには国産、無添加、安全と大きく書かれた商品も多く販売されていますが、これだけたくさんのドッグフードが販売されているからこそ、まず第一に総合栄養食か否かということを選択基準にしましょう。

硬い食事は避けたほうがいいの??

7歳にもなると歯周病になっている犬も多くいるので、ドッグフードもふやかした方が良いのか、ウェットフードにした方が良いのか、それよりも手作り食にした方がよいのかという食事に関する質問はよく耳にします。

では、まず食事はふやかした方が良いのでしょうか。答えとしては、ドライフードのままでもしっかり食べているようであれば、必要はないでしょう。そもそも、『ふやかした方がいいのかな?』と思う理由は『ふやかした方が消化によさそうだから』という理由が一番多いように思います。

でも、実は『ドッグフードをふやかしてもあまり消化吸収に影響は与えない』という意見が多くあります。(獣医師の間でも様々。) 実際にこのような研究発表もされているようです。もし歳をとってお腹をくだしやすくなったら、消化しやすいドッグフードに変更するか、1回あたりの食事を少量にして、回数を増やすことをおすすめします。
そのままのドライフードは噛むことで唾液の分泌が促されるので歯石が付きにくくなるところが、ほかの食事に勝る利点です。(噛むことで脳の活性化にもつながるという意見もあります。)

習慣として、今までもウェットフードを与えている、ふやかしたフードを与えているという場合はそのままでも問題はないですが、特に理由もなく敢えて7歳を機に変更する必要はないと思われます。そして手作り食に敢えてする必要もありません。栄養のバランスが非常に取りにくいため、皮膚病や肝臓病、腎臓病になるリスクもありますので、注意しましょう。

ただドッグフードを敢えてふやかした方がいい場合もあります。先ほども述べたように、7歳をすぎると歯周病の犬が多くいます。歯周病でも問題なくドライフードを食べる子は多いですが、ドライフードを食べた際に痛がって『キャン』と鳴くようなことがある、食べるスピードが落ちた、食べたそうなのに食べない、よだれが沢山出ているといった症状がある場合は、歯周病でもかなり状態が進んでいる可能性が高いです。一度獣医師の相談を受け、(必要に応じて歯科処理も必要になると思いますが)ふやかしたドッグフードを与えることは有効だと思います。

その他、歯石防止のために硬い蹄などを与えている飼い主さんもいらっしゃいますが、実は犬の歯はやわらかく削れやすいので、もう少し柔らかいゴム製のおもちゃに変更することをおすすめします。(これはどの年齢にも当てはまります。)

市販のサプリメントは与えた方がいいの??

サプリメントはあくまでも補助的なものなので、必ず与えなくてはいけないものではありません。ただ7歳を過ぎてくると、消化機能が低下したり、関節が弱ってきたり、目が白くなってきたり色々な問題が出てきやすくなります。動物病院でも様々なサプリメントが扱われているので、ぜひ一度獣医師に相談をしてみましょう。

散歩、その他の生活習慣は??

散歩は若いころと同じように行くことをおすすめします。もちろん心臓病や関節炎など加齢に伴って多くなる病気が出始めている場合は、獣医師との相談が必要になりますが、適当な距離、適当な回数の散歩をすることは犬の心身の健康のためにもとても重要なのです。

寝ている時間が多くなって活発性が減っても『散歩をあまり喜ばなくなったから行くのをやめよう…』『寝ているから起こさずに散歩も行かなくていいかな…』というのはいけません。起こしてある程度決まった時間に外に連れしたり、おもちゃで遊んだり、体を動かす機会をあげましょう。ストレスの発散にもなるので、とてもおすすめです。

ぱっと見るとシニアには見えなくても、体の中は歳相応です。シニアになったということはちょっとしたことでも体のバランスを崩してしまう可能性があります。ちょっとしたことでも放っておかず、しっかりと日常からわんちゃんのことを観察してあげましょう。

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