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犬の目が見えない、視力が低下したと感じたら

   

歳をとるにつれて誰しも気になるのが犬の五感の衰えです。最近犬の名前を呼んでも反応しなくなってしまった、最近目も白くなってきた気がするけど見えているのかなぁ、というのは飼い主さんから比較的聞くことが多い悩みです。人間と同じで感覚の衰えというのは、どうしても避けられないものです。
では、このような感覚が鈍くなってきたら家庭でどのように対応してあげたらよいのでしょうか、また日頃のケアはどのようにしてあげたらよいのでしょうか。
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犬の視力が落ちてきたら

犬の場合はいつもと同じ環境で生活をしていると物の場所を把握できているので、特に障害物にぶつかることもなく生活できると言われています。そのため、飼い主さんは視力の低下に気付いてあげにくいのです。

初めて行った場所、もしくは家の中がいつもと違う家具の配置になった時に、障害物にぶつかることで失明に気付くことも少なくないようです。犬は嗅覚が優れているので視覚情報を失っても問題はない、という意見も伺うこともありますが、失明してしまうととてもナーバスになったり、怖がって攻撃的になったり、犬の性格が大きく変わってしまう原因になることもあるといいます。やはり、視覚はとても大事です。

犬が視力を失う目の病気には白内障、緑内障、進行性網膜委縮などの病気がありますが、いずれも視力を失う前に何らかの症状が見られます。犬の目を日頃からしっかりと見てあげること、そして何かあったらすぐに病院へいくことが大事です。

犬の視力が低下・失明した時に見られる症状

怖がりになる・いきなり触った時に驚く/攻撃的になる・障害物にぶつかる・走ることがなくなるなど。

どのように対応すべきか】

家の中の物の配置は変えないようにしてあげましょう。
先にも書いたように、犬は物の配置を記憶しているため、住み慣れた家であればある程度ぶつからないように生活することもできるようです。でも、出来るだけ、障害物はなくして広いスペースを作ってあげるといいでしょう。

家具の角にぶつからないようにカバーをしてあげると安心です。そして、階段やその他の段差は思いがけない事故に発展してしまう可能性もありますので、犬が行かないように柵をもうけるなどの配慮をしてあげるといいと思います。高い製品を買わなくても、最近では100円ショップにも金属性の網が沢山売っているので、安く、簡単に作ることもできます。

急に触って驚かせないようにしてあげましょう。

目が見えない犬にとって、いきなり触られるとびくっとして驚いてしまうのは当たり前です。人間も目を閉じた状態でいきなり人に触られたら間違いなく驚いてしまいます。犬の場合はびっくりして噛んでしまうなど、攻撃的になってしまう可能性もあります。

犬自身も、噛むつもりはなくても驚いた拍子に飼い主さんを噛んでしまったら申し訳ない気持ちになるものです。話しかけながら近寄ること、近寄っていることを音で感じられるようにしてあげるといいでしょう。でも視力が落ちるくらいの年になると耳も遠くなっている可能性もあるので、あまり聞こえていない可能性もあります。名前を呼んだ時の反応もしっかりと見てあげましょう。

飼い主さんを近くに感じられる距離感を保ち、安心感をあたえてあげましょう。

視力が落ちたり見えなくなると、不安感が増したり、恐怖感が増すことがありますので飼い主さんを感じられる距離に休める場所を設けてあげましょう。声が聞こえれば安心してできるようであれば、少し距離があっても問題はありません。その子の性格に合わせて、安心できる場所をどこに設けるか検討してあげましょう。

ひげは切らないようにしましょう。

犬にとってひげは物の場所を感じる役割を持っています。ヒトの白杖のイメージです。トリミングの際にも切らないようにお願いしましょう。トリミングをお願いする際にも、いつもしてもらっている担当の方にずっと担当してもらうのが犬にとっても、もちろん飼い主にとっても安心ですね。

犬の聴力が落ちてきたら

一般的に聴覚は歳をとった時に一番最初に衰えると言われています。(聴力が落ちる原因には老化の他にも、鼓膜が破れたり・物理的な障害物ができたなどの場合や、糖尿病や高血圧による血流障害による場合もあります。) 
老化の場合は簡単に言うと耳の細胞の劣化、骨の摩耗などが原因です。悲しいですが、これらは避けられない変化です。

では、名前を呼んでも振り向かなくなってしまったなど、聴力が落ちているのかもしれないと思われる場合は、どの程度聞こえているのか、試してみましょう。
犬からは見えないところで隠れて大きな音を立ててみた時、犬の反応はいかがでしょうか。耳がぴくっとこちらを向いたり、目だけでも動かして確認するような反応がある場合は、耳は少なからず聞こえていると判断しても問題ないでしょう。

このような判断方法をお話することからもお分かりかもしれませんが、実際のところ犬の聴力の診察は獣医業界でも進んでおらず、動物病院でも視診によるものがほとんどです。飼い主さんが犬のことをしっかりと観察すること、ちょっとした変化にも気付いてあげて早期に対応することが大切になります。画期的な治療法はありませんが、ちょっとした気遣いで、飼い主さんも犬も出来るだけストレスなく付き合っていくことができるかもしれないと思います。

犬の聴力が低下してきた際に見られる症状

名前を呼んでも反応しない(以前は反応していた音にも反応を示さなくなった)・怖がりになる・攻撃的になる・飼い主についてまわるようになる(不安そうにする)・大きな声で吠えるなど。聴力が低下した上に視力も落ちると、更に不安感が増してしまうでしょう。

どのように対応すべきか

急にびっくりさせてしまうようなことは避けましょう

視覚が衰えている場合と同じで、聴覚が落ちてくると、ひとが近づいていても気づくことが出来ないので、びっくりしてしまうことが多いにあります。ふいにびっくりしてしまうと、攻撃的になってしまったり、噛む気はなくても噛んでしまうことも避けられないものです。

飼い主さんを近くに感じられる、安心できる距離間の生活スペースを作る

犬は本能的に、寝ている時でも、耳は起きている時と同様に研ぎ澄ませている状態なので、飼い主さんの声を近くに感じて安心し、異変が起これば反応できるようにしています。そんな犬にとって、耳が遠くなることは大きな不安感につながります。

犬にとって、目で飼い主さんを感じられる距離感のところに、安心してくつろげるスペースを設けてあげましょう。不安に感じたりする気持ちが大きいと吠える犬もいますが、耳が悪いとどんどん音量も大きくなり、飼い主さんも頭を悩ませる可能性があります。安心させてあげる工夫をしてあげましょう。

声をかけると同時にハンドジェスチャーを教えてあげる

耳が悪くなって聞こえにくくなっても、声をかけながら、ハンドジェスチャーを使ってコミュニケーションをとってあげましょう。もちろん小さい頃からこのハンドジェスチャーを教えておくことはベストだと思います。

でも現実そんなしつけはしてこなかった飼い主さんも多いのではないでしょうか。でも、今からでも『このコマンドの時はこのジェスチャー』という風にリンクさせて少しでも意志の疎通ができるように試みでみましょう。

犬の寿命がここまで延びた今、犬の老化は避けられません。でも、シニア期になっても生活スタイルを少し工夫するだけでとても生活が楽になるでしょう。いつまでも楽しいシニアライフを送ることができますように。

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